2022年
8月
23日
火
何年もこのブログを放置してしまいました。
言い訳ですが、何もしてこなかったわけではないんです。
コロナ対策やWEB予約システムを始めたり、私事ですが自宅の新築を始めたり
していたので、ブログをやる気力がなかったということなのです。
放置といえば、政府のコロナ対策は酷いものです。何年も前から検査特にPCR検査の
拡充は必須だと専門家から提言されていたのにいまだに不足。この蔓延期に焦った
のか精度の低い抗原検査をばらまいてるようですが、私に言わせれば害の方が大きい
と思うのです。偽陰性がでまくりで、陰性と出た人は実は感染しているのに出歩いて
しまうだろうからです。一昨日岸田首相がコロナ感染しましたが自分はいきなりPCR
検査したじゃないですか。国民は精度の低い検査させて自宅待機させるのに自分は
PCRで即治療というのはいかがなもんでしょうか?このまま放置を続けるなら日本はいったいどうなってしまうのでしょうか?
と愚痴を言ったところで、歯科の話です。虫歯を放置していると神経(歯髄)にまで
炎症が及んで歯髄炎から歯が死んでしまって根尖性歯周炎(根の病気)になって
しまいます。放置の果ての病気です。根の治療は歯科の治療のなかでも成功率が低い
治療になります。一説では7割とか8割とかの成功率です。丁寧な治療を行なっても
100%成功するというものではありません。治療のやり直しも多いです。ですから
できれば治療の成功を確認した後に被せ物(クラウン)を入れたいものです。
でも治療の成功の確認というのは数ヶ月場合によっては数年かかるものなんです。
従って被せものはほとんどの歯科医院では見切り発車で被せていると思います。
うまくいくはずだという予想のもとにです。
見極めるには長い期間、仮り歯で過ごすことになりますが、皆さんはそれが良い
ですか?それともすぐに被せてもらいたいですか?これって歯科医も割と悩むところ
なんですよね。仮り歯ってのは保険では請求できない場合が多いですから。
仮り歯期間中は放置というわけにはいきませんから定期的来院も求められます。
放置まつわる話をしてみました。
2020年
5月
07日
木
新型コロナウイルスの猛威に全世界が苦しめられています。我が歯科医院も例外では無く感染予防のために、メンテナンスのみの患者さんは5月7日現在でまだお断りしている状態です。更に、訪問していた施設へも感染させてしまう危険を考慮して3月から訪問診療を中止しております。患者さんの予約も30分に1人に絞っており、当然ながら大幅な減収減益になっています。スタッフもシフトで半数出勤させております。
しかしながら、いつまでもSARS-CoV2(新型コロナウイルス)に負けているわけにはいきません。このピンチを躍進のチャンスに変えるべくスタンダードプリコーションを見直して感染予防の穴を虱潰しに無くしています。元より当院はシリンジディスポ、エプロンディスポ、ヘッドレストカバーディスポなど先進的な取り組みをしてきたのですが、この際更なる感染予防に踏み切りました。口腔外バキュームも増設予定です。
負けるもんか!
2019年
9月
29日
日
2018年
1月
15日
月
スタッフ不足で中止していた訪問診療をスタッフが揃ったために再開した途端に歯科助手に辞められて、大変なことになっています。訪問診療の器具も自前のものを購入したのにどうすりゃ良いのという感じです。
再開したのに今更やめますもないので、しばらくは時間と人員をやりくりしながら続けることになりそうです。求む新スタッフ。
ところが夏からずっと求人を出しているのに応募が全然ありません。
デフレで人あまりの時にはどんどん応募があったのに、団塊の世代が大量に退職したので売り手市場だからなのか、歯科には人材が回ってこない。参りました。
本当に救世主求むです。
2016年
9月
01日
木
もう1年以上ブログ更新してなかったんですね。
敢えて書くこともなかったし。ん?それではいかんね。
私の座右の銘は日々新面目あるべしだからね。
この1年で前橋歯科医院にあった変化は、新人二人が入り。その二人が
しっかり戦力になっていること。これは大変嬉しいことです。
診療においては、インプラントの手術を全部サージカルガイド使用にしたこと。
インプラントをアンキロスからケンテックに変えたことでしょうか。
だいぶガイドのオペに慣れてきました。さらに充実させていきましょう。
2015年
12月
03日
木
当院では一昨年より全てのインプラント治療に、事前CT撮影による治療計画を行っています。治療計画通りに外科オペを行うのに必要なサージカルガイド(外科治療を正確に行う定規のようなもの)を全症例に使用しております。CTで診査するのは勿論大切ですが診査しても診査計画通りにインプラントを植えられなければ意味がありません。ガイドを使用しないとインプラントの先端部分で数ミリの誤差が熟練した施術者でもあると言われています。たかが数ミリと思われるかもしれませんが1ミリでもズレればインプラントが骨から露出してしまう場合もあるのです。当院で使用しているサージカルガイドはインプラントを植える場所ばかりでなく、深さのコントロールも出来るものに進化しています。今やインプラント治療はガイドなしでは行えない時代に入っているのです。