困った時の解決策

Solution 1 夜間や休日に急に歯が痛くなったら

いま、かかっている歯医者さんがあるならまず電話で相談されるのが良いと考えます。しかし、深夜や休日は歯医者さんもくつろいでいる時間であるのを忘れずに礼を失わないようにして電話していただけると助かります。また、歯医者さんの体調が思わしくない場合(私の場合飲酒してしまっていることも(^^ゞあります)には救急医療センターに行かれてはどうでしょうか。かかりつけでない歯医者さんにいきなり電話するのは、あまりするべきではないと思います。

 

どこにも行くことができず、歯医者さんとも連絡がとれない場合には自己責任にはなってしまいますが、いつも飲んでいて副作用が出ない市販の痛み止めを服用してみてもよいと思います。

Solition 2 子供が転んで歯を折ってしまったら

折れた歯の欠片は、場合によっては利用することができるので汚れを落として歯医者さんに持っていくとよいと思います。傷の具合で処置内容は変わってきます。神経が露出していなければ白い詰め物で治せます。神経が露出していてもわずかなら神経を覆って白い詰め物で治せます。大きく神経が出てしまっていたり歯の頭の部分が無くなるほど欠けていたら神経を取る(抜髄)処置が必要です。その際には差し歯になってしまうと思います。もっと深く根元で折れている場合は抜歯せざるを得ない場合もございます。その時にはブリッジで治すことになるでしょう。

Solution 3 子供が事故にあって歯が抜けてしまったら

歯がまるごと抜けてしまうと保護者の方は大変動揺すると思います。でも、まだ大丈夫。汚れを先ず水洗して牛乳パックか牛乳瓶に入れて急いで歯医者さんに行ってください。もちろん専用の歯牙保存液があれば最良ですが、当座は牛乳に入れて歯を持って行ってください。牛乳は完全に滅菌されており、体液とほぼ等張になっているので数時間なら歯牙を劣化させずにいられるのです。歯医者さんでは歯牙再植という処置を行います。神経が生きたまま着くのは難しいですが歯をもとの位置に戻せてちゃんと機能させることはできるはずです。

Solution 4 歯が痛いけど妊娠中で痛み止めを飲みたく無いなら

痛み止めを使わずに我慢する方が体に悪いという人もいるので、かたくなに服用しないというのもどうかと思いますが、おなかの子供に万が一のことがあってはと思うお母さんの気持ちはよくわかります。産婦人科のお医者さんと相談して飲んでもよいと診断されたら鎮痛剤服用してもよいと思います。でも子供のために服用はしないと決めているなら、こんな手もあります。合谷という歯痛を抑えるツボを強く押さえるのです。

Solution 5 仮り歯が取れてしまったけど歯医者が休みで

取れてしまった仮り歯を瞬間接着剤でつけるのは絶対しないで下さい。瞬間接着剤は湿ったところでは即座に固まってしまって正しく戻らないばかりでなく他の組織とくっついてしまうかもしれません。取れなくなって後で歯医者さんに迷惑をかけることもあります。歯医者が休み、でもどうしてもつけなければいけない状況だったら入れ歯安定剤(ペーストのもの)かご飯粒を数個中に入れて押し付けるなどは、やってみる価値はあります。これなら短時間はついているでしょうし、後で歯医者さんに迷惑をあまりかけないで済むでしょう。

Solution 6 朝起きたら口が開かなかったら

クローズドロックの可能性が高いです。特にうつ伏せで寝てしまった朝に発症することが多いと言われています。クローズドロックというのは顎関節の関節頭が後ろに押し付けられることで関節をスムーズに動かしている関節円板が前に移動してしまい口を開くのを妨げている状態です。早めに歯医者さんに行って顎関節のリハビリを教えてもらうと良いでしょう。ほおっておくと症状が悪化してしまいます。早期に正しい治療をしてもらいましょう。

Solution 7 あくびをしたら顎がはずれてしまった

顎が外れて、開いた口が塞がらない。まず一番顎関節脱臼の治療法に精通しているのは歯科医だと思います。歯医者さんで顎の整復をしてもらいましょう。素人療法で無理やり顎を戻すと関節が傷ついてしまうかもしれません。緊急で歯医者さんに行けない場合、顎は押し戻すのではなくて、いったん引き下げてU字を描くように奥に入れるというヒントだけ書いておきましょう。無理に戻すのはくれぐれもやらないでください。

Solition 8

う〜ん、ここに解決策が無い?ここの解決策じゃ解決できない?

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