何年もこのブログを放置してしまいました。
言い訳ですが、何もしてこなかったわけではないんです。
コロナ対策やWEB予約システムを始めたり、私事ですが自宅の新築を始めたり
していたので、ブログをやる気力がなかったということなのです。
放置といえば、政府のコロナ対策は酷いものです。何年も前から検査特にPCR検査の
拡充は必須だと専門家から提言されていたのにいまだに不足。この蔓延期に焦った
のか精度の低い抗原検査をばらまいてるようですが、私に言わせれば害の方が大きい
と思うのです。偽陰性がでまくりで、陰性と出た人は実は感染しているのに出歩いて
しまうだろうからです。一昨日岸田首相がコロナ感染しましたが自分はいきなりPCR
検査したじゃないですか。国民は精度の低い検査させて自宅待機させるのに自分は
PCRで即治療というのはいかがなもんでしょうか?このまま放置を続けるなら日本はいったいどうなってしまうのでしょうか?
と愚痴を言ったところで、歯科の話です。虫歯を放置していると神経(歯髄)にまで
炎症が及んで歯髄炎から歯が死んでしまって根尖性歯周炎(根の病気)になって
しまいます。放置の果ての病気です。根の治療は歯科の治療のなかでも成功率が低い
治療になります。一説では7割とか8割とかの成功率です。丁寧な治療を行なっても
100%成功するというものではありません。治療のやり直しも多いです。ですから
できれば治療の成功を確認した後に被せ物(クラウン)を入れたいものです。
でも治療の成功の確認というのは数ヶ月場合によっては数年かかるものなんです。
従って被せものはほとんどの歯科医院では見切り発車で被せていると思います。
うまくいくはずだという予想のもとにです。
見極めるには長い期間、仮り歯で過ごすことになりますが、皆さんはそれが良い
ですか?それともすぐに被せてもらいたいですか?これって歯科医も割と悩むところ
なんですよね。仮り歯ってのは保険では請求できない場合が多いですから。
仮り歯期間中は放置というわけにはいきませんから定期的来院も求められます。
放置まつわる話をしてみました。